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二子玉川ライズから環境を守る。東京都世田谷区の二子玉川(ニコタマ)では街壊しが進行中である。「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」や「二子玉川ライズ オフィス」など東急電鉄・東急不動産ら東急グループの営利目的の再開発によって、二子玉川の貴重な自然と近隣住民の住環境が破壊されている。
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二子玉川ライズを見直す理由の一つは、二子玉川ライズに自然災害を激化させる危険があることである。ビル風の風害は現実の問題になっている。「二子玉川ライズ オフィス」など再開発1期事業の高層ビルの竣工によって想像以上に風害が激しいことが判明した。4月には女性が風で吹き飛ばされて骨折し、入院する事故も起きている。これは環境アセスメントの失敗を意味し、2期事業を1期事業と同じ形で進めることは許されない。

高層ビルは地域の気候にも悪影響を及ぼす。「高層ビル密集エリアでは水平方向の風が妨げられ、大きな上昇気流が上空に積乱雲を発生させる可能性が高い」(織山和久『東京いい街、いい家に住もう』NTT出版、2009年、158-159頁)
http://www12.atpages.jp/~hayariki/haya/2/16.htm

二子玉川ライズは水害の危険も増大させる。近年の日本では集中豪雨が頻発し、国民の安全を脅かしている。降雨量の増加と豪雨の頻発によって水害発生頻度の増大が想定される。


二子玉川ライズを見直す理由の一つは、デジタルコンテンツ産業誘致集積事業の中止である。これは二子玉川にIT企業を整備しようとした事業であるが、補助金を受け取っていたNPO法人が総務省から問題点を指摘され、6月に事業を中止した。事業中止によって二子玉川のオフィス需要の当てが外れたことになる。現在の経済情勢で大規模オフィスは経済的に成り立たないという反対住民の懸念は現実味を帯びている。
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東京都墨田区の東京スカイツリーでは2012年5月22日の開業前から早くも大型開発で生じる問題が表面化している。これは東京都世田谷区の二子玉川ライズとも重なる問題である。東京スカイツリーも二子玉川ライズも周辺には住宅地が広がり、大型開発との矛盾は激化する。

第一に交通渋滞や違法駐車である。東京スカイツリー周辺には町工場も多く、交通渋滞は仕事の支障にもなりかねない(「「東京スカイツリー」、その経済効果と成功の鍵は?」月刊マガジン マネット2010年4月)。交通渋滞は大気汚染を悪化させ、周辺住民の健康も損なう。

大型開発による交通渋滞は4月13日に開業した「三井アウトレットパーク 木更津」でも問題視され、対策としてバス路線を充実させた。オープン日から東京、新宿、横浜、川崎の各駅から施設へ直行するバスを運行させている(山下奉仁「木更津に大型アウトレット、“最大のリスク”とは?」日経トレンディネット2012年4月13日)。

ここからも二子玉川ライズを運営する東急の金儲けだけで地域無視の体質が浮かび上がる。リスクの多様化・複雑化に伴い、問題点の早期発見と迅速な対応が開発プロジェクト成否の分岐点となりつつある。開発事業者は事前の想定領域を広げ、事態に直面した際に影響を緩和する工夫が不可欠である。二子玉川ライズが抱える問題点は明らかであるにもかかわらず、東急電鉄や東急不動産に問題意識は乏しい。

第二に治安の悪化である。スカイツリー周辺でも二子玉川ライズでも夜中に若者がたむろし、周辺住民の安眠を妨げている。二子玉川ライズでは非常識なヤンキー連中が交通広場で夜通しスケボーやローラースケートに興じている。京都府亀岡市や大阪府大阪市で無軌道な若者による暴走事故が相次いでおり、ヤンキーの徘徊に住民の不安は高まる。

第三に美観の悪化である。スカイツリー周辺では空き缶や弁当の容器などゴミが散乱する。二子玉川ライズ周辺ではファーストフード店の油の悪臭が滞留している。

これらの問題は大型開発による明らかな弊害である。ところが、ナイーブな大型開発礼賛論では、これらの問題が大型開発で解消されると喧伝されることが少なくない。道路の狭い木造密集地域を再開発することで、交通渋滞を解消し、明るい街にすると喧伝される。それが偽りであることは東京スカイツリーや二子玉川ライズの実例が示している。大型開発では道路や建物ばかりが立派になるが、コミュニティの生活も経済も衰退する一途である。

大型開発の弊害は地方自治体にも負担になる。大型開発が引き起こした治安や美観の悪化に対し、東京スカイツリーのある墨田区や二子玉川ライズのある世田谷区に苦情が寄せられている。このために墨田区では4月から1日3回夜間に警備員を巡回させている。また、清掃員を10人雇い、見物客が多い地域で毎日ゴミ拾いを実施する(黒田阿紗子「<スカイツリー>見物客のマナー違反が表面化…対策に本腰」毎日新聞2012年5月15日)。

これに対して、世田谷区は開発事業者(二子玉川東地区市街地再開発組合)に対策を実施させるという姿勢が強い。開発事業者の事業によって生じた問題を事業者に実施させることは筋論としては正しい。開発事業者が利益を得る一方で、自治体が尻拭いさせられることは不合理である。自治体の費用は住民の税金であり、開発事業者の利益を住民が尻拭いさせられることになる。大型開発は貧困者から搾取する貧困ビジネスと同じである。

一方で、それ故に自治体が何もしないならば責任放棄である。現実に住民が問題に直面しているならば、それに対応することが自治体の役目である。結局のところ、大型開発によって住民は踏んだり蹴ったりである。大型開発の中止・見直しが住民にとっての最適解になる。

第四に風害である。二子玉川ライズと東京スカイツリーは風害という点でも共通する。二子玉川ライズはビル風による転倒負傷者が出ている。東京スカイツリーでは開業から僅か1週間でエレベーターが強風のために2度も停止している。

第五に地元商店街の衰退である。東京スカイツリーの地元の商店街はスカイツリー開業後、「売り上げが減った」との声が上がる。地元商店街の土産物店の店主(61)は「東京ソラマチの外に人が出てこない」とこぼす(「ツリー効果想定外…地元商店街「客減った」」読売新聞2012年5月29日)。

特に浅草と反対方面にある押上通り商店会などは、浅草方面に流れてしまう観光客が多いために手持ち無沙汰の様子である。さらに錦糸町はゴーストタウンにまでなると指摘されている(「スカイツリーのせいでゴーストタウンになる錦糸町」日刊ゲンダイ2012年3月29日)。

二子玉川ライズも人が集まる駅前は東急の商業施設「二子玉川ライズ ショッピングセンター」が占め、個人商店は駅から離れた「オークモール」「バーズモール」に押し込められている。
http://hayariki.jakou.com/2/20.htm
第六に大型開発を発展と捉える時代遅れの発想である。「コンクリートから人へ」に逆行する。二子玉川ライズはバブル経済期の計画である。

電波塔としては世界一の高さ634mの東京スカイツリーは新たな観光地として地域の期待は高いが、かつての東京タワーのように「高度経済成長の夢をもう一度」という発想が時代遅れである(林田力「東京スカイツリー賞賛一辺倒の貧困」PJニュース2010年5月18日)。
新しいせたがやをめざす会は2012年6月3日に「世田谷区政の現状と課題を考える懇談会」を世田谷区上馬の東京土建世田谷支部会館で開催した。保坂展人世田谷区長も出席して発言した。東急電鉄・東急不動産中心で進める再開発・二子玉川ライズへの反対意見も強く寄せられた。二子玉川ライズの危険性と調査の必要性を広くかつ鋭く問題にできるかがが、ギリギリの局面を切り開く鍵になる。

中村重美氏は「保坂区政の現状と課題―『めざす会』としての問題提起」の中で不十分な側面として二子玉川ライズなどの開発問題を挙げた。「大型開発優先区政からの転換」を掲げた選挙時公約を未完と評価する。都市計画道路や市街地再開発などについて情報公開や住民参加という「事業の進め方」は提起されるが、「個別具体的な事業名」に触れた見直しの方向性は示されない。

「道路・大型開発優先区政からの転換」を求める区民の選択が保坂区政の誕生を生み出した。果たして「区政の転換」を求めた区民の期待に応えて、区政改革が進められるのか、大きな岐路に立っていると指摘した。

保坂区長が増え続ける空き家の活用に言及したことに対し、住民からは新築分譲マンション「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」が空き家増加の一因と指摘された。今は中古の住宅を売却したくても買い手がつきにくい。二子玉川ライズのような新築マンションが大量供給されることで、まずます中古住宅は売れなくなる。その結果、空き家が増え、世田谷区を悩ませている。従って世田谷区が二子玉川ライズに税金を投入することは住宅政策の矛盾である。中古住宅を保有する区民を苦しめ、世田谷区に空き家対策の尻拭いをさせることになると語った。

「二子玉川ライズにはもちろん反対」という住民は「具体的な見直しについて住民と世田谷区が少しでも解決に向かって取り組むようにする」ことを訴えた。具体的に二子玉川で積み重ねている努力の実績が今後の世田谷の街づくりの試金石になるように住民も努力する。二子玉川ライズの問題は近隣住民だけの問題ではない。

区長にも区の職員の皆さんにも一緒に取り組んで欲しい。既に担当部署の方は住民の生の声を聞こうという場を作っているので、それを少しずつ積み重ねていってそれを生かせるようにしてほしい。

二子玉川は官庁街などのビル街とは違う。人が住んでいる住宅街である。高齢者も子どもも障害者も居住している。そこに不釣り合いな超高層ビルができたために被害が大きくなっている。二子玉川ライズ周辺で具体的に起こっている被害について、住民アンケートでも「困った困った」だけではなく、「こうしてほしい」という意見が出ている。それを具体的な形のある解決策にしてもらいたいと語った。

二子玉川ライズの風害についても意見が出された。世田谷区の部署と3年間も協議を続けているが、「やるやる」と言って何も進んでいない。その間にもビル風で転倒した負傷者が3人も出ている。ビル風で転倒した老婦人は手が上がらくなってしまった。

風速10メートル程度の風が吹いた時には人を出すという話になっているが、全て住民からの通報で出ているような状態である。区の担当者は異動でいなくなって誰も責任を持たない状態である。「自分達が責任持つ」というようなこと言いながら誰も責任を持たない。2012年3月31日は、とても風が強かったために区の役職者に電話をしたが、来なかった。後から漏れてきた情報では妻と熱海に花見に行っていたという。これで務まる訳がない。このようなことが許されていいのか。是非区長にもお伝え願いたいと訴えた。(林田力)
http://www.hayariki.net/2/faqindex.htm
二子玉川ライズ二期事業差し止め訴訟の中間判決が2012年6月28日13時15分から東京地裁703号法廷で言い渡されます。元々は4月24日に予定されていましたが、5月31日に延期されました。さらに6月28日に再延期されました。様々な情報が飛び交い、緊張と慌ただしさが増しています。
裁判の全体像を知っていただく機会になります。それぞれの関係に広く声をかけていただき、是非御参加ください。大勢の傍聴をお願いします。どうか、どうか、みなさまの力をお貸しください。何卒よろしくお願い致します。
4月24日の東京急行電鉄本社前抗議行動は予定通り、行われました。参加された皆様、お疲れ様でした。
http://hayariki.net/index.html
動植物などの自然、人々の命と健康や生活を考慮しない二子玉川ライズの性急な動きに大きな危惧を抱いている。二子玉川ライズの存在によって住民の安全が脅かされ、生活が困窮していくのに、社会から忘れ去られ放置されることを危惧する。二子玉川ライズという誤った選択に断固反対するよう求める。

二子玉川ライズは安全が確保されていない。二子玉川ライズはデタラメな「安全詐欺」である。植栽の配置など再開発組合の風害対策は対症療法ばかりで不十分なものに過ぎない。多くの住民が不安をかかえているのにもかかわらず、問題は先送りされている。驚きの無責任さである。

環境アセスメントは甘い手法で行われ、風の影響は過小評価されている。風洞実験のための風のデータは東京都千代田区大手町の東京管区気象台のものを利用した。多摩川沿いで風の強い玉川地域の実情を反映していない。また、風環境評価尺度は強風の出現頻度でレベル付けする尺度である。レベルが低ければ強風の頻度が少ないことになるが、強風が吹かないことを意味しない(林田力「二子玉川再開発説明会で住民の懸念続出=東京・世田谷」PJニュース2011年5月16日)。

自然災害や企業不祥事が相次ぐ今ほど、開発業者の住民への説明責任が問われる時代はない。二子玉川ライズでは超高層ビル建設という手段が目的となっており、低層の住宅・商店街・緑地による賑わいという代替案が無視されている。超高層ビルによって風の流れが阻害される二子玉川ライズ周辺は、冬寒くて夏暑い不快な空間になってしまった。

今もなお二子玉川ライズは工事を続けており、その危険性も深まり、多くの住民の苦しみが広がっている。住民は「これでは生きていけない」と憤る。二子玉川ライズは、まだ工事を続けていい段階にはない。住民を殺し、コミュニティを滅ぼす二子玉川ライズの見直しを求める。一日も早く二子玉川ライズを見直さなければ緩慢なる大量殺人は終わらない。

東急不動産の問題は林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』(ロゴス社)で取り上げられている。東急不動産だまし売り裁判のような既視感たっぷりの問題を十分に反省して結論にまとめていないからこそ、二子玉川ライズでも同じような被害の繰り返しというシニスムに陥ってしまっている気がしてならない。

もしも行政が住民側の「二子玉川ライズは危険」の主張を受け入れて二子玉川ライズの暴走に歯止めをかけていたならば、住環境被害の規模は小さかっただろう。次の世代に対する、責任の重さを感じることは、大人として、人間として当然のことである。

世田谷区の財政を危機に陥れ、住民生活を苦しくする二子玉川ライズを勧めることはできない。追い詰められた二子玉川ライズの、なりふり構わぬ姿勢がいよいよ表に出てきている。二子玉川ライズの責任者達からは、どのような謝罪の言葉も語られていない。二子玉川ライズで環境を破壊する東急電鉄と東急不動産に謝罪と責任を求めていこう。

二子玉川ライズに反対し、人間の命と生活を奪う再開発をなくそう。住まいを悪徳不動産業者に売り渡し、市民・消費者の生活破壊をすすめる再開発をぶっとばせ。二子玉川ライズなどにはサッサと見切りを付けて、新しい未来の可能性を探ろう。二子玉川は自然を残し、その恵みで地域を潤す持続可能社会を目指すべきである。東急電鉄や東急不動産、東急建設らの金儲けではなく、地域に金銭が回るような長期投資を考えよう。どうか二子玉川住民を救って下さい。
http://www.hayariki.net/2/17.htm
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